こんばんは、ひのでです。
いつもナース目線の性感染症ネタを書いていますが、
今日は、検査受ける側に立って記事を書いてみます。
という事で、
性感染症の検査を受けました。
結論から言いますと、
私が受けた項目は結果はどれも陰性でした。
単なる気のせいでした。
検査した項目は
・クラミジア
・淋病
・トリコモナス
です。
あー、良かった。
胸のつかえが取れました。
相方と揉めなくて良かったー。
事の発端は、ある時ふと気になったんです。
おりものの色とにおいが。
なんか色が気になる。
なんか、、臭うような気がする。
嫌な予感がしました。
それはですね、、、、
昔、相方が色々と、悪事をはたらいていまして、
すったもんだ、すったもんだ あったんですよ。
もしや、相方がどこからか拾ってきた菌を私にうつし、
症状が出ないまま保菌してたのではないか?
そして、今頃になって 菌達がひょっこり顔を
出し始めたのではないか?
不安が襲って来ました。
性感染症なのだろうか? だとしたら、何の感染症だろう。
でも症状をみると、もしかしたらアレかもしれない。。
いや、コレかもしれない。。
そこで、病院決めるべく、ネットで調べました。
自分の勤務するクリニックでは 絶対検査受けたくない!
じゃないですか(笑)
調べて、価格の低めで色々セット項目のある
カジュアルな感じのクリニックに決めました。
場所は新宿でした。
初めてなので、緊張しながらクリニックに入ったのですが、
入った途端、、驚愕しました。
狭い院内、座る場所もない程、患者がごった返し
プライバシーの配慮も全くなく、男女入り混じっていました。
受付に行くと、デリケートな事を大勢の皆さんがいる前で
大きな声で色々聞かれました。
「初めてですか?」
「どうされました?」
「どの検査ご希望ですか?」
ありえない!!
ビックリしました。
性感染症クリニックで、プライバシー配慮するのは必須です。
カーテンで仕切ったり、待合室を男女別にしたり
他の患者(特に異性の)同士、鉢合わせしないように細心の注意を払います。
それが全くありませんでした。
しかも、すぐ近くにたくさんの患者がいる中で、聞くことじゃない!
驚きと動揺を隠せないまま、ナースさんに呼ばれました。
私は、膣の分泌物検査でした。
紙コップに長い綿棒2本入れたのを渡され、トイレへ。
トイレで自己採取したあとに、小窓のある棚に綿棒が入った紙コップを提出します。
と、ここまでは良いのですが、、
とても開放的な棚で、紙コップの中身が丸見え状態。
私がカップ置く時には、他の人の紙コップが先に置いてあって丸見え。
もう、嫌悪感しか生まれませんでした。
紙コップを置いたあと、ごった返しの待合室で
30分くらい待って、診察室に呼ばれました。
トリコモナスは、そのクリニックで顕微鏡で検査するので結果は少し待てば聞けます。
陰性でしたと説明を受け、診察室を出ました。
クラミジアと淋菌の結果は、後日Web確認できるのでそれはとても便利です。
大勢の患者に埋もれて待ってると、最後の最後にまた驚愕(笑)
受付で会計するのですが、大衆の面前で大きな声で検査項目と金額を読み上げられ
ました。
もうここまで来ると笑うしかありません。
複数箇所の性感染症クリニックに勤務してる私が、驚愕する程の雑な扱いでした。
お店のプロのお姉さんとか、セクシー映像関係の俳優さんとかの
毎月定期的に検査受けてる方達や、
全く人目を気にしないという強い心臓の持ち主なら
安く検査できるので、とてもいいと思います。
でも、私はコスパよりも色々配慮して頂ける方がいいので
もうここには行かないかな。
私みたいにちょっと気になる、、くらい。
でもすぐに受診して欲しい。
小さな不安は、1人で抱えるとだんだんと大きくなってしまうから。
検査してみて、なんでも無かったってホッとできたらそれでいいと思います。
患者の立場に立ってみて、とても勉強になりました。
もう二度と検査を受けることのない事を祈って、今日はブログ終わります。
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